皐月のニヒリズム。
ごきげんよう。
青春。
ティーンエージャーの特権。
人生の醍醐味。
若さの象徴。
希少価値。
その青春を
私は謳歌できない。
これは言うまでもなく
自分の責任に尽きるのであるが
私の中では
青春への憧憬と
能動への煩悩が
まるで
縄張りを争う動物のように
葛藤している。
それは
私を憂鬱へと引き込み
漠然とした苦悩を伴って
私を煩悶させる。
アンチノミー。
そこでフリクションを起こせば
擦れる音が
私の頭蓋骨を伝導し、放出され
自己と社会という
新たなアンチノミーを形成する。
この
アナーキーな我が心を
如何にして沈めようか。
望むものは何だ。
五里霧中。
そうだ
我をも忘れ
ただひたすら
本能的行為でもって
真直ぐ突き進める
そんなもの。
青春。
そう
耽溺し、陶酔し
エトスであっても
その刹那的快楽を求めて
走り続ける
それが足りないのか。
ああ
これが
モダニズムが生み出した異端児と言うのか。
近代化するにつれて発展した
様々なメディアが
私の心を蝕んでいく
古典的ではあるが
本質的・真理的な
メディアへの傾倒が
困難な時代。
本能的生活・欲望的生活の
不可能な時代。
ああ
これならばいっそ
レジスタンスでも起こそうか。
ふん、そんなダダイストみたいなことをして
後にできるはせいぜい砂上の楼閣。
すぐにまた元に戻る。
死ぬのも嫌になるくらい
窮屈な世の中。
死ぬ勇気もないくらい
窮屈な自分。
ああ
自己嫌悪。
自分の桎梏も解き放てない私に
何ができるというのだ。
そんな自分が想うのは
記憶の片隅に刻まれた
ヴェルレエヌの詩。
—どうしたというのか、そんなところで、
絶え間なく泣きつづけるお前は
一体どうなったのか
お前の青春は?
では。
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コメント
┐(´д`)┌ヤレヤレ
投稿: モダニズムが生み出した異端児 | 2009年5月17日 (日) 22時37分
若いんだから何にも考えずにとりあえずやってみろってよく言われるけど、それが一番難しいことなのかもしれないね。
「自分自身の体で実際にやった事とその中で自分が感じた事、考えた事、自分の責任で話せる事ってそれだけしかない。なにもした事がないくせになんでも知ってるつもりで、他人が作ったものを右から左に移してるだけの人間ほどいばってる。」
俺はこの言葉を読んでから、物事を批判したりするのを止めた。
何にもやってないのに、意見を言うのは駄目だなって思う。批判なんて誰にでも出来るし、格好悪いことだ。
何にも考えずにとりあえずやってみることはまだ出来ないけど、怖がらずに挑戦するようにしてる。
青春を謳歌して、自分の言葉で話せることをもっと増やしたいから。
投稿: 友人 | 2009年6月15日 (月) 00時54分
自分の確固たる意見は持つべきだ。
でも、それには該博な知識と豊富な経験による強靭な理論構成が必要不可欠。
それを鍛えるための青春なのか。
青春なんて、謳歌できない。
勿論、努力はしてる。
しかしながら、世間は悉く私を突き放す。
自分の価値観で無意識のうちに選別している私が悪いのか。
それとも、私を受け入れない世間が悪いのか。
はたまた、そんな自分の傲慢さが悪いのか。
投稿: Charlie。 | 2009年6月15日 (月) 01時53分